東京が次のラスベガスに?統合型リゾートが東京に誕生するか

東京が次のラスベガスに?統合型リゾートが東京に誕生するか

日本では数年前に統合型リゾート整備推進法が可決され、その中にカジノが建設されることが予定されています。

しかし、新型コロナウィルスのパンデミックにより、予定は大幅に遅れ、まだどの都市に統合型リゾートが建設されるかすら決まっていません。

そこで、最近浮上しているのが東京都です。今後、東京都に統合型リゾートが建設される可能性はどれくらいあるのでしょうか?

東京都が候補地に?

統合型リゾート整備推進法が成立されてから数年が経ちますが、いまだにどの都市に統合型リゾートが建設されるかは決まっていません。

日本政府は2021年10月から2022年4月までの間に、全国の自治体からIRの整備計画を募集し、その内容を基に国内で3カ所を上限に統合型リゾートの建設地を決定する方針としています。

そして、これまで横浜市が有力な候補地として挙がっていました。セガサミーは今年6月、統合型リゾート誘致を目指す横浜市による運営事業者の公募に、シンガポールの統合型リゾート運営大手を代表企業とするコンソーシアムの一員として提案書を提出しました。そして、正式に日本国内で統合型リゾート参入を目指すことを表明していました。

しかし、8月に行われた横浜市の市長選により事態が一変。これまでの市長の林文子氏は統合型リゾートの建設に前向きな姿勢を示しており、準備を進めてきました。しかし、その林文子氏が落選。統合型リゾートの建設に反対している元横浜市立大教授の山中竹春氏が当選するという事態になったのです。これにより、横浜市の統合型リゾート事業の選考中止がほぼ決定したのです。

そして、横浜市に代わる都市として、東京の名前が挙がっているのです。

東京が統合型リゾート建設地の候補に?

では、なぜ横浜市が統合型リゾート事業から撤退することで、東京の名が挙がっているのでしょか?

それは横浜市の統合型リゾート事業に公募していたセガサミーから、8月6日に開催した決算説明会にて、ある幹部の発言があったからです。

決済説明会の会場では、グループ最高財務責任者である深澤恒一氏が、統合型リゾート事業参入を今後狙える都市の候補として「東京都」の名を挙げたのです。この発言により、今後東京にカジノが誕生されるのではないかとささやかれるようになったのです。

また、現在東京都知事を務める小池氏はカジノ議連(国際観光産業振興議員連盟)に所属していた「積極派」であり、統合型リゾートの建設についても前向きな姿勢を見せています。

小池氏は以前には、「オリンピック・パラリンピックがあるが、恒常的に海外からのお客様を増やすべきだ。東京にさらに魅力をつけるため、(統合型リゾートが)あってもいいと思う」ともコメントしています。

東京にはすでに多くの外国人観光客が集まり、都内にはたくさんのホテル、名所が集まります。

もしも東京にカジノが誕生するのであれば、さらに煌びやかさが増し、日本のラスベガスのような存在になるかもしれません。

今後どのように統合型リゾート事業が展開していくか、世界が注目することは間違いないでしょう。

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