セガサミー、上半期は黒字化もパチンコ事業は赤字のまま

セガサミー、上半期は黒字化もパチンコ事業は赤字のまま

日本のパチンコ事業者であるセガサミーは、2021/22年度上半期の9月30日に終了した6ヶ月間の売上高を1,349億円(8億7,830万ポンド/10億2,000万ユーロ/11億8,000万ドル)として発表しました。

この数字は黒字であり、セガサミーによってはかなりポジティブなニュースとして働いています。

セガサミーの詳しい業績

セガサミーは売上高を1,349億円として発表。

この数字は、前年同期比22.4%増となり、見事に黒字となったわけです。

そして、エンタテインメント事業の売上高は、前年同期比10.7%増の1,074億円となりました。パチスロ・パチンコ遊技機が230億円、リゾート事業が38億円となっています。

売上原価は774億8千万円(前年同期比14.9%増)、売上総利益は574億2千万円(同32.6%増)となりました。

その他の費用は427億4,000万円となりました。このうち、コンテンツ制作費は3部門合計で157億円、広告宣伝費は47億円、減価償却費は18億円となりました。

その結果、営業利益は147億円となり、前年の31億円の赤字から黒字に転換しました。しかし、エンタテインメント分野は222億円、リゾート事業、遊技機事業などは76億円の損失となりました。

営業外収益は26億9,000万円で、営業外費用26億1,000万円と相殺されています。税引前利益は151億6,000万円となり、昨年の231億円の損失から改善しました。新型コロナウイルス(Covid-19)による損失は、2020年の26.1億円から1.08億円に減少しました。

セガサミーの現状

セガサミーは、事業は回復しつつありますが、まだフル稼働にはほど遠いとしています。実際にパチンコ事業は元の水中にまったく戻っていません。

新たなビジネスモデルやサービスによる収益機会の多様化が期待される中、世界規模でのゲーム市場の活性化と成長に関心が高まっています。

アミューズメント機器については、プライズカテゴリーを中心に市場が回復傾向にあるものの、「Covid-19」の蔓延による影響で、施設運営が本格的な回復には至っていません。

セガサミーは、横浜の統合型リゾート施設の入札にも参加していましたが、現在は中止になっています。セガサミーは、横浜の統合型リゾートの入札にも参加していましたが、この時はリゾート運営会社のゲンティン社が率いるコンソーシアムに参加し、メルコ社が率いる競合他社を抑えて落札しました。

日本で行われた他の統合型リゾートの入札でも、それぞれのドラマがありました。長崎では、カシノス・オーストリア・インターナショナルが落札者に選ばれましたが、これは、米国のモヒガン・サン社と提携していたおしどり国際開発が入札からの撤退を発表した後のことでした。

一方、和歌山ではクレアベスト社を中心とした入札が選定された。しかし、先月、クレアベスト社のアドバイザーを務めるゲーミング・アセット・マネジメント社のウィリアム・ワイドナー社長が、ラスベガス・サンズ社の社長時代の行為を理由に、入札に関与するには不適切であるとする匿名の文書が日本で発表されました。そのため、ますます周囲からの信頼度を高めています。

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