パンデミック後のオンラインカジノは?
パンデミックにより、外出が制限される中、オンラインカジノの在り方が大きく変化しました。この記事ではパンデミック中に起きた変化と、パンデミック後のオンラインカジノについて解説します。
オンラインカジノの利用者が急増
パンデミックで外出が規制され、多くのランドカジノが営業を中止している中、オンラインカジノの需要が急上昇したとされています。これまでランドカジノを利用していた人がオンラインカジノに流れると共に、自宅で楽しめる娯楽として新たにオンラインカジノを開始する人がたくさんいたのです。
例えば、新型コロナウィルスにおいて最も大きな影響を受けた国の1つであるイタリアではオンラインカジノの収益は前年同期比20%増となったと報告されています。
日本においても競馬やパチンコなどのギャンブルが自由に楽しめなくなってしまったため、オンラインカジノの利用者が急増しました。
パンデミック後のオンラインカジノは?
新型コロナウィルスの状況が落ち着き始め、観光業が再開した現在、ラスベガスやマカオのカジノにも営業を再開しようという動きが出ています。しかし、多くの人が密集するカジノは集団感染が起きやすいとして、営業再開が懸念されています。万が一営業が再開したとしても、ラスベガスやマカオなどの観光地自体に人がいないため、ランドカジノには人が集まらないことが予想されています。また、ソーシャルディスタンスを保つために、これまでのように通常営業することは難しいでしょう。
そして、多くの人は新型コロナウィルスの感染を避けるために、オンラインカジノを選ぶことでしょう。オンラインカジノではランドカジノと同じゲームを楽しめる他、実際のディーラーとゲームをプレイできるライブゲームもあります。そのため、ランドカジノよりもオンラインカジノを好む人が多いというのも事実なのです。
オンラインカジノ業界はますます成長し続け、市場を拡大しています。そのため、パンデミック後もオンラインカジノの利用者が増えていくことが予想されています。
日本におけるオンラインカジノ
日本においてもパンデミックをきっかけにオンラインカジノの利用者が増えました。利用者の中にはオンラインでプレイできるのであればランドカジノは必要ない、オンラインの方が安全で便利、といった好意的な評価が多数あります。
日本ではカジノ法案が可決され、数年以内にランドカジノが建設されることが予想されていました。しかし、パンデミックによりランドカジノの危険性が懸念されると共に、そもそも統合型リゾートの建設に関する議論が全く進んでいない状態にあります。
そのため、日本においてはランドカジノではなく、オンラインカジノ方がより浸透することが予想されます。
現在日本においてパチンコの利用者は減少傾向にあります。今回のパンデミックによりオンラインカジノが知名度を上げたことに影響を受け、今後これまでのパチンコ利用者がオンラインカジノに移行することも考えられます。
オンラインカジノが人気を集めれば、日本でもオンラインカジノが合法となり、日本企業によるオンラインカジノが誕生する日も来るかもしれません。