日本でオンラインカジノは合法にならない?噂の真相は?

日本でオンラインカジノは合法にならない?噂の真相は?

日本では統合型リゾート整備推進法が可決され、リゾート内にカジノが建設されることが予定されています。これに伴い、オンラインカジノも合法になるのではないかと噂されていましたが、実際には単なる噂として終わってしまう可能性が高いとされています。

この記事では、現在のオンラインカジノの現状について改めて考えていきます。

現在のオンラインカジノの状況

現在、オンラインカジノは法律的な立ち位置としてはグレーゾーンとされていました。オンラインカジノは海外で提供されている合法のサービスであるため、日本の法律で裁くことができず、日本国内からアクセスしたとしてもすぐに逮捕など、処罰することができなかったのです。

そして、統合型リゾート整備推進法が可決されたことから、ランドカジノが日本に誕生するのに伴い、オンラインカジノも合法化されるのではないかと噂されていました。

小此木八郎議員のオンラインカジノに対する回答

小此木八郎議員とは、国家公安委員長・内閣府特命担当大臣を務める人物。小此木氏は3月1日に行われた衆院予算委員会で、森山浩行議員から出されたオンラインカジノの質問について回答しました。

以下が森山氏からの質問と小此木氏の回答となります。

質問1

現在、日本国内のオンラインカジノユーザーの数は100万人だといわれています。日本国内ではオンラインカジノは賭博罪が適用され違法ですが、規制の状況はどうなっていますか?

回答1

今あるIR整備法の中に「カジノ行為」というものがありますが、その中にオンラインカジノは含まれておらず、規制の対象にはなっていません。オンラインカジノについては警察、国家公安委員長としては厳正に取り締まりを続けていくつもりです。

質問2

賭博罪に反しているといいつつも、事実上は野放しとなっています。他国にある合法的なオンラインカジノにアクセスするのは合法ですが、運営が海外にあるのか、日本国内にあるのかはやってみないとわかりません。取り締まりの判例等も十分に出ておらず、取り締まる法制が必要ではないですか?

回答2

IR整備法の中にある「カジノ行為」の中で規制の対象となっていないということは、オンラインカジノは認められていないということです。オンラインカジノが日本で行われた場合、これまでも取り締まっており、起訴されたケースもあります。これからも取り締まりは続けていきます。

このように小此木氏としてはオンラインカジノは違法行為であり、取り締まりが必要であることを強調しています。

現在オンラインカジノはグレーゾーンだといわれ、ユーザー数は増えていく一方です。今後のこの流れを止めるために、新たな規制が決定されることも考えられるでしょう。

そうすると、これまでのように日本人は自由にオンラインカジノを利用できなくなってしまうかもしれません。今後どのように規制が決められていくのが、注目です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です