フランスのカジノ大手「パルトゥーシュ・グループ」が、日本のピクセルカンパニーズの新IRパートナーに
ピクセルカンパニーズグループは、エンターテインメント・テクノロジー・不動産開発を軸に事業展開する企業であり、日本におけるIR関連事業に参入しています。ピクセルカンパニーズグループはこれまでアニメやゲームなどのコンテンツを持つ企業と提携し、日本ならではのカジノゲーミングマシンの開発を行ってきました。
そんなピクセルカンパニーズグループが、8月13日にフランスのカジノ大手、パルトゥーシュ・グループ(Groupe Partouche)が日本での統合型リゾート開発を目指すコンソーシアムに参加することを発表しました。
今後ピクセルカンパニーズグループとパルトゥーシュ・グループは日本の統合型リゾートの実現に向けてともに計画、開発、運営などを行っていく予定です。コンソーシアムは日本独自の統合型リゾートを開発し、観光事業を促進するとともに、食文化やおもてなし文化などを世界に発信していくことを目指しています。
事業提携による影響
今回の事業提携により、東京株式市場に上場しているピクセルカンパニーズグループは、国際的なゲーミングオペレーターと提携した2社目のコンソーシアムリーダーとなりました。そして、パルトゥーシュ・グループが参入することにより、日本の統合型リゾートにアジア、ヨーロッパの文化の両方を反映することが可能になります。
パルトゥーシュ・グループは競争が激しいヨーロッパにおいて50年以上カジノ事業を行っています。そして、最新テクノロジーやデータ分析をオペレーターに提携していることで知られています。
また、今回の発表はピクセルカンパニーズグループとTTLリゾートの資本および業務提携契約の発表に続いています。TTLは、ゲーム業界のデータ分析と投資に関する事業を展開していていることで知られています。
ピクセルカンパニーズグループのCEOである吉田弘明氏は、日本の統合型リゾートコンソーシアムに参入することの重要性を強調しています。企業のホームページで述べられている通り、ピクセルカンパニーズグループは日本と世界をつなげ、コンソーシアムによって日本の良さを発信することを目的としています。
ピクセルカンパニーズグループについて
ピクセルカンパニーズグループは1986年に設立され、現在日本の統合型リゾートコンソーシアムにおいて中心の役割を担っています。
統合型リゾートに関連しているピクセルカンパニーズグループの3つの事業には、エンターテインメント事業、システムイノベーション事業、ディベロップメント事業があります。
ピクセルカンパニーズグループは東京株式市場に上場しており、ゲーミング、eスポーツ、フィンテック、ソーラー発電、リゾート開発などを行っています。
パルトゥーシュ・グループについて
パルトゥーシュ・グループは、1973年に設立され、カジノ事業におけるヨーロッパのリーディングカンパニーです。レストランや高級ホテルに加えて、42のカジノを運営しています。パルトゥーシュ・グループはユーロネクストに上場しています。