テキサスホールデムとは？

ポーカーには様々な種類のルールが用意されています。その中でも特に人気が高く、現在最も頻繁に遊ばれているのがテキサスホールデムです。

大まかに分けると、ポーカーのバリエーションは次の3つのいずれかに属します。クローズドポーカー、スタッドポーカー、フロップポーカー。

クローズドポーカーの場合、プレイヤーは手札を隠してプレイし、最後にハンドを公開します。

スタッドポーカー（オープンポーカー）の場合、最初の手札は裏向きで配られますが、その後は表向きでカードが配られ、最終的に裏向きの札を見せて勝敗を決めます。

フロップポーカーでは、中央に全プレイヤー共通の札が表向きで置かれ、裏向きで各プレイヤーに配られる手札とフロップで役を作り、勝敗を決定します。

テキサスホールデムは最後のフロップポーカーの一種であり、全プレイヤーの賭け金を集めた「ポット」を獲得することがゲームの目的です。たいてい2〜10人のプレイヤーでゲームを行います。20世紀初頭のアメリカ合衆国テキサス州を発端としているため、テキサスホールデムと呼ばれるようになったそうです。

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TexasHoldemをオンラインでプレイ

オンラインでテキサスホールデムをプレイしよう

カジノのゲームとして人気が高いテキサスホールデムですが、日本ではランドベースカジノがありません。そのため実際のカジノでテキサスホールデムをプレイしようとなると、海外のカジノへ出かけて行く必要があるので非常に手間がかかります。

もちろん、トランプを用意して仲間内で遊ぶのもアリですが、時間や場所を確保するのも大変なので、当サイトではオンラインでテキサスホールデムをプレイすることをオススメします。

オンラインであれば、いつでもどこでも好きなときに遊べますし、オンラインカジノのテキサスホールデムならリアルマネーを賭けて本格的な勝負を楽しむこともできます。

特にオンラインカジノが用意しているライブカジノで行われるテキサスホールデムポーカーならば、本物のカジノに出かけることなく、生身のディーラーや他のプレイヤーを相手にしたゲームを自宅から体験できます。

テキサスホールデムのアプリ

最近ではスマホから遊べるテキサスホールデムのアプリも数多く提供されています。iPhoneならばApp ストア、AndroidならばGoogle Play ストアでポーカーアプリを検索して、自分の好みにあったアプリを見つけましょう。

ポーカーアプリの中でも特に人気が高く、リアルマネーを賭けて遊べるのはポーカースターズ（PokerStars）です。無料で遊ぶこともできるので、まずはダウンロード＆インストールして、とりあえず試してみることをオススメします。

が、リアルマネーを賭けるのは、ルールやゲームの流れを把握し、ある程度経験を積んでからにしましょう。そうしないと上級者の餌食になってしまうだけです。

無料で遊べるテキサスホールデム

ここまで読んでテキサスホールデムに興味を持ち、実際にプレイしてみたいと思った方。前述のアプリを試してみるのもいいですし、オンラインカジノでテキサスホールデムを試してみるのもいいでしょう。

たいていのオンラインカジノでは、無料でゲームを楽しめるようになっています。登録なしで遊べるデモ版のゲームを用意しているオンラインカジノもあれば、利用には登録が必要なところもあります。

登録を求められるカジノの場合、登録オファーとして入金不要ボーナスがもらえることが多いので、こういったボーナス資金を使って実際のお金を使わずにゲームを無料体験できるでしょう。

何にせよ、無料のテキサスホールデムでゲームに慣れて、どんどんゲームに勝てるように練習を積むのが得策です。

テキサスホールデムのルール紹介

テキサスホールデムは、2-10人のプレイヤーが参加してプレイできるゲームで、他のプレイヤーよりも強い役を作り、賭け金の総額である「ポット」を獲得することが目的です。

まずは基本的な流れを紹介します。

テキサスホールデムの基本的な進行

このゲームでは、ディーラーによりまず各プレイヤーへ2枚のカード（「ホールカード」または「ポケットカード」と呼ばれます）が裏向きで配られ、プレイヤーは手持ちのカードと、最終的には5枚になる、テーブルに配置されるコミュニティカードを使って、できる限り強い役を完成させます。

ベッティングを行うラウンドは合計4回。まずはホールカードが配られた段階。次はコミュニティカード3枚が配られた段階（フロップ）。それに続く2ラウンドでは、コミュニティカードが各ラウンドにつき1枚配られ、ベッティングが行われます（それぞれのラウンドを、「ターン」、「リバー」と呼びます）。

プレイヤーは各段階で、ベッティングを続けるか、降参するか（フォールド）どうかを決定します。

この流れの中で、あるプレイヤーがベッティングを続け、他のプレイヤーが全員フォールドした場合、残っているプレイヤーがチップのポットを獲得します。ホールカードを開示する必要はありません。

最後のベッティングのラウンド後でもプレイヤーが2名以上残っている場合は、「ショーダウン」が発生し、プレイヤーは手持ちのホールカード2枚を開示します。5枚のコミュニティカードと、これらのホールカード2枚を組み合わせて、一番強い役を持っているプレイヤーがゲームに勝ちます。

テキサスホールデムのディーラーとブラインド

テキサスホールデムでは、カジノで専属のディーラーがいる場合でも、あるプレイヤーに「ディーラーボタン」と呼ばれるボタンが割り当てられ、ディーラーの役割が与えられます。

ディーラーの役割は時計回りで、ゲームごとに次のプレイヤーに回っていきます。

実際のディーラーですが、表向きでコミュニティカードを配る前に、1枚のカードを裏向きでテーブルに出します。これはイカサマなどを防ぐための措置で、「バーン」と呼ばれます。

ディーラーの左側に位置するプレイヤーは「スモールブラインド」、そのプレイヤーの隣にいるプレイヤーは「ビッグブラインド」と呼ばれます。ビッグブラインドには、最初のカードが配られる前に最低ベット額を置くことが求められます。またスモールブラインドにはビッグブラインドの半額をベッティングすることが要求されます。なおベッティングはビッグブラインドの隣にいるプレイヤーから開始し、時計回りに進行します。

プレイヤーが選択できる基本的な行動

プレイヤーはベッティングのラウンドで次の行動を選択できます。

  • ベット

    ベッティングのラウンドで初めに行うベットです。

  • コール

    前のプレイヤーによるベッティングと同額のチップを賭けます。または次で紹介する「レイズ」を行います。

  • レイズ

    前のプレイヤーによるベッティング以上のチップを賭けます。

  • フォールド

    ゲームから降参します。

  • チェック

    ベッティングを行わずにパスします。ただし、最初のラウンドではビッグブラインドに合わせてコールまたはレイズする、もしくはフォールドしなくてはならないので、チェックはできません。

イカサマでポーカー攻略？

イカサマを使って勝とうなんて、考えないでください！　そんなことに頭を使うよりも、テキサスホールデムの戦略を学び、経験を積むことが勝利への本当の近道です。

実際のカジノでは、監視カメラがいたるところに配備されています。そのためカードのすり替えは間違いなくバレますし、ディーラーと共謀して何か企てようとしても、そんな誘いにのってくれる人は皆無でしょう。イカサマがバレれば、ディーラーは当然クビになりますし、今後ディーラーとして働けなくなります。

オンラインカジノの場合、ランダムナンバージェネレーターという技術を使い、ゲームが公平に進行するようになっているので、こちらもまた技術的にイカサマは不可能です。

テキサスホールデムの戦略

テキサスホールデムに勝とうと思ったら、ゲームのルールを熟知する必要があります。これは非常に地道な点で、当たり前のように聞こえるかもしれません。が、実際にはテキサスホールデムのルールや勝ち方を理解しないでゲームに挑むプレイヤーも数多くおり、こういった人たちは遅かれ早かれ負けていくことでしょう。

この基本的な段階を卒業したら、ポーカーのより高度な概念を学び、これを実践することが、勝利のコツです。

たとえば、90年代中頃にデイビッド・スクランスキー（David Sklansky）という人が提唱した「ポーカーの基本定理」は次の通りです。

「相手全員のカードを見れた場合にあなたが実行するであろうプレイ方法からズレるたびに、相手の勝ちになる。また、このプレイ方法からズレることなく勝負するたびに、あなたの勝ちになる。」

もちろん、相手全員のカードすべてを見れるわけではありませんが、手に入る情報に基づいてより正確な意思決定を行うことがポーカー勝利の鍵となります。

テキサスホールデムと確率の関係

運任せで無作為にプレイしても、テキサスホールデムポーカーでは勝ち続けることはできません。本格的にこのゲームで勝とうと思ったら、各場面や行動にまつわる確率を把握して、できる限り正確な意思決定を行う必要があります。

たとえば、こういった意思決定の場面でも、特に重要なのがフロップの段階です。フロップ後に自分の手札を強化できる確率を知っていることが後々の勝敗に大きく響いてきます。

このページでは詳細は省きますが、テキサスホールデムではこのように確率の理解が意思決定を助ける上で重要になってくるという点、またルールやゲームの流れを理解したら、次は確率の計算をするとテキサスホールデムで次のレベルに進めるのだという点を覚えておきましょう。

まとめ: オンライントーナメントでテキサスホールデムの勝負を楽しもう

テキサスホールデムの魅力の一つは、心理的な駆け引きがゲームの勝敗に大きく絡んでくる点にあります。手持ちの役が弱くても、いわゆるポーカーフェイスでブラフを駆使し、強い役を持っていると相手に思わせ、相手を降参させることができます。

また、鋭い意思決定をすばやく行えるかどうかも鍵となるので、単純な運任せではなく、かなり頭を使うゲームなのです。

こういった駆け引きを楽しめる人は、ぜひテキサスホールデムのトーナメントで、またはオンラインカジノのテーブルに着席して、勝負に参加してみましょう。

よくある質問とその回答

  • 初めてテキサスホールデムをプレイする人には、無料のアプリやオンラインカジノを使って、ゲームのルールや進行、そして基本的な役を覚えることをオススメします。

  • ゲームの開始時点でプレイヤーには2枚のカードが配られますが、このカードがエース2枚だと、最初の持ち札としては最強のカードだということになります。ですが、テキサスホールデムではその後開示される5枚のコミュニティカードや、心理的な駆け引きが物を言うので、エース2枚が配られても必ず勝てるというわけではありません。

  • 図柄の異なる3と2が最弱とされています。また、同じく図柄の異なる7と2も、この組み合わせと同じぐらい弱く、使いづらいので、こういった組み合わせのカードが配られたら、より慎重になる必要があります。

  • たとえば元ポーカープロが書いた、意思決定に関する本で『Thinking in Bets』というものがあるのですが、著者のAnnie Duke氏は、「スキル」と「運」を分けて考えることの重要性を説いています。ポーカーの場合、分かっている情報に基づいて、できる限り最高の意思決定を行う能力がスキルにあたります。勝敗そのものは運によって左右される場合も多くあるでしょうが、このような意思決定能力を磨いていくのが上達の鍵でしょう。

  • ポーカー仲間がいる場合や、ランドベースのカジノへ簡単に出かけられる環境にいるのであれば、このように対面でポーカーをプレイできるかもしれません。そういった環境が整っていない人の場合は、リアルマネーを賭けて遊べるオンラインカジノのポーカーゲームをオススメします。良質のオンラインカジノについては、当サイトのレビューを参考にしてみてください。

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Robert Banström
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ロバートはカジノウィングスの共同設立者であり、SEOエキスパートでもあります。また、本格派ギャンブラーでもあり年中無数のカジノをレビューしています。 Read more about Robert